2019年5月14日
駅別中古マンション価格 / JR常磐線②
2019年5月14日号 JR常磐線②
東京カンテイのデータベースに登録された首都圏の中古マンション(ファミリー)の売り希望価格をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均坪単価(3.3m2)を算出 単位:万円 カッコ内の数値は事例物件の平均築年数/同専有面積「現状価格」は19年1月〜19年3月までの3ヵ月間を集計
過半数の駅で下落基調
JR常磐線(上野~取手)における坪(3.3平方メートル)当たりの平均価格は141万円。1年前に比べて6万円、4.3%上昇した。事例数は3392件(前年より137件増)、平均築年数が24.2年(1年前22.5年)、平均専有面積は62.20平方メートル(同63.51平方メートル)。今回区間の最高値は柏の95万円。
今回区間ではすべての駅で築年の上積みが進んだほか、過半数を超える6駅で平均坪単価は下落した。
新松戸の取引事例数は169件(前期比66件減)と減少傾向だが、6%の反転上昇で2年前の水準に回復した。武蔵野線が乗り入れており、ファミリー向けを中心に一定の取引が見られる。
柏は前期の二桁上昇から今期は12%台の大幅下落。隣駅の南柏、北柏が微増する中、落ち込みが際立った。築古物件が多く、取引事例数は350件(同119件増)と活発。
我孫子、天王台共に二桁減。どちらも築浅物件の取引が少なく、天王台は平均築年数が30年台に乗った。
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