東京カンテイ

2019年2月19日号　JR高崎線

東京カンテイのデータベースに登録された首都圏の中古マンション（ファミリー）の売り希望価格をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均坪単価（3.3m2）を算出 単位：万円　カッコ内の数値は事例物件の平均築年数/同専有面積「現状価格」は18年10月〜18年12月までの3ヵ月間を集計

高崎が二桁上昇、事例も増

JR高崎線（大宮～高崎）における坪（3.3平方メートル）当たりの平均価格は94万円。1年前と変わらず横ばいだった。事例数は1715件（前年より67件減）、平均築年数が24.5年（1年前22.9年）、平均専有面積は66.15平方メートル（同65.53平方メートル）。掲載区間内の最高値は大宮の137万円。

今期は過半数の駅が下落に転じた。最多事例の大宮（555件）は、3%台の下落で平均坪単価は137万円。築年の上積みは見られるが、2年前の水準に留まった。

前期、築浅物件の増加で二桁上昇した上尾。今期は反動減で平均坪単価は90万円になったが、ファミリー向けを中心に、取引数そのものは堅調。

鴻巣から本庄までの各駅（熊谷を除く）は事例数が50件以下のため、上昇・下落の変動幅が大きくなっている。

高崎は好調。前期8％台を上回る26％の大幅上昇で、平均坪単価は77万円になった。ファミリー向け物件が好調で、平均専有面積も拡大傾向にある。

住宅新報社　データ提供：東京カンテイ