東京カンテイ

2018年10月23日号　小田急江ノ島線①

東京カンテイのデータベースに登録された首都圏の中古マンション（ファミリー）の売り希望価格をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均坪単価（3.3m2）を算出 単位：万円　カッコ内の数値は事例物件の平均築年数/同専有面積「現状価格」は18年4月〜18年6月までの3ヵ月間を集計

相模大野、事例が増加傾向

小田急江ノ島線①（相模大野～片瀬江ノ島）における坪（3.3平方メートル）当たりの平均価格は123万円。1年前に比べて5万円、4.4％上昇した。事例数は2218件（前年より161件増）、平均築年数が23.3年（1年前22.8年）、平均専有面積は65.56平方メートル（同63.27平方メートル）だった。今回掲載区間における最高値は相模大野の146万円。

下落に転じた駅が増えたものの、路線平均の坪単価は前期並みの上昇となった。

相模大野は前期7％台から上昇幅は狭まったものの、今期も上昇を維持。事例は同路線で2番目に多い309件で、2年前から約130件増加しており、路線全体の平均坪単価を押し上げている。

中央林間は築古事例の増加により微減。ただ、取引事例は211件と前期から約100件増加しており活発。同駅は東急田園都市線とも接続駅だが、近年駅前再開発が進み、にぎわいを創出している。

鶴間、善行は堅調。どちらも100万円の大台が目前に迫る。

住宅新報社　データ提供：東京カンテイ