2018年7月31日
駅別中古マンション価格 / 東急大井町線②
2018年7月31日号 東急大井町線②
東京カンテイのデータベースに登録された首都圏の中古マンション(ファミリー)の売り希望価格をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均坪単価(3.3m2)を算出 単位:万円 カッコ内の数値は事例物件の平均築年数/同専有面積「現状価格」は18年4月〜18年6月までの3ヵ月間を集計
溝の口、ファミリー向け活発
東急大井町線(大井町~溝の口)における平均坪単価は245万円で前期から変わらず。事例数は1960件(前年より144件増)、平均築年数が22.6年(1年前21.3年)、平均専有面積は61.22平方メートル(同61.21平方メートル)。今回掲載区間における最高値は自由が丘の283万円。
自由が丘は好調。平均築年数は30年を上回っているが、前期からの上昇を維持し、2年間で28万円上昇した。
尾山台は反転増で9.6%の大幅上昇となった。平均坪単価は250万円となり、事例数も122件(前期99件)で2年ぶりに三桁を回復した。
二子玉川は二桁減により前期の300万円台から約30万円の下落。ファミリー向けの事例が増えたものの、下落幅が前々期より拡大した。
溝の口は堅調。300件を超える取引事例が安定的にあり、平均築年数も20年未満を維持している。東急田園都市線が乗り入れ、渋谷駅まで15分という利便性に加え、買い物、子育て環境も充実し、今後も注目のエリアだ。
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