東京カンテイ

2018年7月10日号　京急久里浜線、京急空港線

東京カンテイのデータベースに登録された首都圏の中古マンション（ファミリー）の売り希望価格をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均坪単価（3.3m2）を算出 単位：万円　カッコ内の数値は事例物件の平均築年数/同専有面積「現状価格」は17年12月〜18年2月までの3ヵ月間を集計

空港線好調、糀谷は築浅増

京急久里浜線（堀ノ内～三崎口）における坪（3.3平方メートル）当たりの平均価格は72万円。1年前に比べて3万円、3.7%下落した。事例数は578件（前年より68件増）、平均築年数が26.4年（1年前25.7年）、平均専有面積は71.27平方メートル（同68.07平方メートル）だった。今回掲載駅における最高値は津久井浜の88万円。

事例数100件を超えたのは京急久里浜とYRP野比の2駅。京急久里浜は反転減で13％台の大幅下落。また前期に続く7％台の下落となったYRP野比は築古事例が増加し、平均専有面積は90平方メートル半ばまで拡大した。

京急空港線（京急蒲田～穴守稲荷）における坪（3.3平方メートル）当たりの平均価格は220万円。1年前に比べて12万円、5.8％上昇した。事例数は395件（前年より99件増）、平均築年数が19.5年（1年前18.6年）、平均専有面積は48.18平方メートル（同50.22平方メートル）だった。掲載駅の最高値は京急蒲田の257万円。

糀花は上昇傾向。築浅事例の増加が目立つ。

住宅新報社　データ提供：東京カンテイ