2017年10月23日
駅別中古マンション価格 / 都営地下鉄三田線①
2017年10月24日号 都営地下鉄三田線①
東京カンテイのデータベースに登録された首都圏の中古マンション(ファミリー)の売り希望価格をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均坪単価(3.3m2)を算出 単位:万円 カッコ内の数値は事例物件の平均築年数/同専有面積 「現状価格」は17年6月〜17年8月までの3ヵ月間を集計
水道橋が好調、300万円超
都営地下鉄三田線(目黒~西高島平)における坪(3.3平方メートル)当たりの平均価格は265万円。1年前に比べて10万円、3.7%上昇した。事例数は3895件(前年より33件減)、平均築年数が22.6年(1年前21.9年)、平均専有面積は51.59平方メートル(同51.55平方メートル)だった。今回掲載駅(目黒~巣鴨)における最高値は白金台の420万円。
巣鴨以外の各駅は横ばいから上昇傾向。ただし、巣鴨も前期は二桁上昇しており、今期は築古物件の事例数が増えたため、平均坪単価は減少に転じた格好だ。
芝公園と水道橋は二桁上昇と好調。芝公園は築古物件の事例が減ったため築年数が約5年若返り、平均坪単価が350万円を超えた。一方、水道橋は専有面積が5平方メートル以上の拡大。また平均築年数は2年前と比べて約9年若返って24年となり、築浅物件の増加が見受けられる。
複数路線が接続する目黒は横ばい。豊富な事例(549件)が他の駅を上回っており、人気の高さがうかがえる。
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