2017年9月 4日
駅別中古マンション価格 / 新京成電鉄②
2017年9月5日号 新京成電鉄②
東京カンテイのデータベースに登録された首都圏の中古マンション(ファミリー)の売り希望価格をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均坪単価(3.3m2)を算出 単位:万円 カッコ内の数値は事例物件の平均築年数/同専有面積 「現状価格」は17年2月〜17年4月までの3ヵ月間を集計
同線初の駅、薬園台が上昇
新京成電鉄(松戸~京成津田沼)における坪(3.3平方メートル)当たりの平均価格は81万円。1年前に比べて0.4%上昇した。事例数が973件(前年より89件減)、平均築年数が23.9年(1年前21.9年)、平均専有面積は70.01平方メートル(同69.64平方メートル)だった。掲載駅における最高値は京成津田沼の98万円。
習志野、京成津田沼はほぼ横ばい。本区間で最高値の京成津田沼は築浅物件の減少により、平均築年数が31年に上昇している。習志野も同様に、築年の大幅上昇が見られた。ただ、両駅とも2年前より平均坪単価は高く、堅調といえる。
薬園台は47年、同電鉄最初の駅として開業。事例数も多く、今期は10.4%と二桁上昇。前期から7万円の上昇を記録している。
高根公団は前期の大幅下落から反転し、回復基調だ。駅名は高根台団地の開発に由来。築年数が40年に迫ってきたが、現在は駅前の再開発が進みつつある。駅前ではショッピングセンターや商店街が活気を見せている。
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