2017年6月26日
駅別中古マンション価格 / JR常磐線②
2017年6月27日号 JR常磐線②
東京カンテイのデータベースに登録された首都圏の中古マンション(ファミリー)の売り希望価格をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均坪単価(3.3m2)を算出 単位:万円 カッコ内の数値は事例物件の平均築年数/同専有面積 「現状価格」は17年2月〜17年4月までの3ヵ月間を集計
利便性優れ、柏は二桁上昇
JR常磐線快速・各駅停車(上野~取手)における坪(3.3平方メートル)当たりの平均価格は126万円。1年前に比べて10万円、8.2%上昇した。事例数は2688件(前年より410件減)、平均築年数が22.5年(1年前22.0年)、平均専有面積は64.15平方メートル(同64.22平方メートル)だった。掲載駅における最高値は柏の91万円。
同線の千葉区間は上昇と下降が入り乱れる展開。中でも快速線が停車し、東武野田線が乗り入れる柏駅は好調だ。坪単価上昇率は前期9.5%、今期は12.3%と2年連続で10%前後の上昇を維持し、100万円の大台に迫る勢い。
一方、北小金と南柏は2年連続の下落。事例数の減少、築年の上積みという共通項があり、相関関係がうかがえる。
北松戸と我孫子の両駅は前期の下落から今期は二桁上昇に転じた。平均坪単価はどちらも10万円の上昇。我孫子は事例数が微増したことにより、平均築年数が2.6年減少。平均専有面積も掲載区間で最大値の82.74㎡となっている。
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