東京カンテイ

2016年9月6日号　京急久里浜線・逗子線

東京カンテイのデータベースに登録された首都圏の中古マンション（ファミリー）の売り希望価格をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均坪単価（3.3m2）を算出 単位：万円　カッコ内の数値は事例物件の平均築年数/同専有面「現状価格」は16年2月〜16年4月までの3ヵ月間を集計

京急久里浜は下落基調に

京急久里浜線（堀ノ内～三崎口）における坪（3.3平方メートル）当たりの平均価格は72万円。1年前に比べて2万円、2.0％下落した。事例数は519件（前年より50件増）、平均築年数が25.7年（1年前22.2年）、平均専有面積は64.92平方メートル（同69.06平方メートル）だった。掲載駅における最高値は京急久里浜の85万円。

北久里浜は前回、築古事例が増えたことで20％近い大幅下落だったが、今回はやや持ち直した。それでも一昨年同時期に比べると坪単価12万円ほど安くなっている。

沿線で最も事例数が多いのが京急久里浜。全体的に下落基調が続いている。

京急逗子線（金沢八景～新逗子）における坪（3.3平方メートル）当たりの平均価格は90万円。1年前に比べて7万円、7.1％下落した。事例数は251件（前年より35件増）、平均築年数が27.3年（1年前23.4年）、平均専有面積は72.81平方メートル（同70.64平方メートル）だった。掲載駅における最高値は新逗子の132万円。

前回20％以上上昇した新逗子だが、上がりすぎたのか、ファミリー向け物件で敬遠され、13％下落となった。

住宅新報社　データ提供：東京カンテイ