2016年8月23日
駅別中古マンション価格 / 京急本線②
2016年8月23日号 京急本線②
東京カンテイのデータベースに登録された首都圏の中古マンション(ファミリー)の売り希望価格をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均坪単価(3.3m2)を算出 単位:万円 カッコ内の数値は事例物件の平均築年数/同専有面「現状価格」は16年2月〜16年4月までの3ヵ月間を集計
ファミリー人気強い上大岡
京急本線(泉岳寺~浦賀)における坪(3.3平方メートル)当たりの平均価格は172万円。1年前に比べて19万円、12.9%上昇した。事例数は5116件(前年より613件増)、平均築年数が21.6年(1年前21.5年)、平均専有面積は58.40平方メートル(同59.82平方メートル)だった。掲載駅における最高値は横浜の197万円。
八丁畷は3%ほどの下落。築古事例が増え、築年数が4年ほど増加したことを反映した。鶴見市場から神奈川新町までは堅調。築浅事例が増加した。鶴見市場ではファミリー向け物件も多く出ている。神奈川新町は20%以上の上昇。築浅事例が多く市場に出たことで、築年数が4年若返った。昨年は7%を超える下落となっていたが、それを跳ね返しておつりがくる形となった。
弘明寺と上大岡も堅調。弘明寺は築年数20年未満の事例が強含みとなっている。上大岡は、横浜に次ぐ事例数を誇る人気エリア。築浅のファミリー向け物件が人気で、流通事例も多く価格も上昇している。
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