2024年5月14日
駅別中古マンション価格 / 東急田園都市線②
2024年05月14日号
東京カンテイのデータベースに登録された首都圏の中古マンション(ファミリー)の売り希望価格をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均坪単価(3.3m2)を算出 単位:万円 カッコ内の数値は事例物件の平均築年数/同専有面積「現状価格」は23年12月~24年2月までの3ヵ月間を集計
上昇一服、下落駅も増加
東急田園都市線(渋谷~中央林間)の平均坪単価は267万円で、1年前から1万円下落した。事例数は6782件(前年より484件増)、平均築年数が30.9年(1年前29.8年)、平均専有面積は63.62平方メートル(同62.42平方メートル)。今回掲載区間(鷺沼~中央林間)における最高値はたまプラーザの222万円。
同路線内でもファミリー向けが多い区間。前期の大幅上昇の様相も一服し、今期は上昇と下落が入り混じる展開となった。
前期で二桁上昇した鷺沼、たまプラーザ、あざみ野の3駅は下落または横ばいとなった。中でも鷺沼は7%台の下落に転じ、平均坪単価は171万円となった。
市が尾は5%の下落で172万円。築古事例の増加により、平均築年数も30.4年まで伸びた。
対照的に長津田は事例の築浅化が進んだため、20%超の大幅上昇に転じた。
中央林間は上昇幅が縮小。わずかな上昇で、200万円を前に足踏み状態だ。
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