2023年12月19日
駅別中古マンション価格 / JR東海道本線
2023年12月19日号
東京カンテイのデータベースに登録された首都圏の中古マンション(ファミリー)の売り希望価格をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均坪単価(3.3m2)を算出 単位:万円 カッコ内の数値は事例物件の平均築年数/同専有面積「現状価格」は23年8月~10月までの3ヵ月間を集計
藤沢が200万円の大台に
JR東海道本線(横浜~小田原)の平均坪単価は170万円で1年前に比べて2.1%、4万円上昇した。事例数が4160件(前年より975件増)、平均築年数が28.4年(1年前は27.5年)、平均専有面積は67.83平方メートル(同66.19平方メートル)。同路線の最高値は横浜の270万円。
戸塚は反転上昇し135万円となった。事例数は724件と前期から198件増加した。藤沢は上昇幅が鈍化したものの、今期も上昇して200万円の大台に乗った。
前期に二桁上昇した辻堂、茅ケ崎、平塚はいずれも上昇が一服。特に辻堂は事例数が541件と前期からほぼ倍増する中で築古化が進み、平均築年数は28.3年に。平均坪単価も4%台の下落に転じた。
大磯から鴨宮にかけては比較的事例数が少ないため、個別事例による変動の影響を受けやすくなっている。
小田原は前期40%の上昇に続き、今期も18%台の大幅上昇となった。ファミリー向けを中心に築30年程度の事例が増加している。
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