2016年5月10日
駅別中古マンション価格 / 都営地下鉄大江戸線②
2016年5月10日号 都営地下鉄大江戸線②
東京カンテイのデータベースに登録された首都圏の中古マンション(ファミリー)の売り希望価格をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均坪単価(3.3m2)を算出 単位:万円 カッコ内の数値は事例物件の平均築年数/同専有面「現状価格」は15年9月〜15年11月までの3ヵ月間を集計
新江古田が200万超えに
都営地下鉄大江戸線(光が丘~新宿<放射部>、新宿~都庁前<環状部>)における坪(3.3平方メートル)当たりの平均価格は298万円。1年前に比べて36万円、14.1%上昇した。事例数は4791件(前年より1218件増)、平均築年数が18.7年(1年前20.0年)、平均専有面積は52.19平方メートル(同53.47平方メートル)だった。掲載駅における最高値は麻布十番の450万円。
麻布十番は上昇基調が続いていたが、更に17%を超える坪単価上昇率を見せた。富裕層の活発な購買行動に衰えはまだ見られないようだ。
中野坂上、東中野もこれまでの5%ほどの上昇から二桁超となるほどの勢い。いずれも坪単価が200万円を超えている。ただ、築20年ほどのファミリー型の流通が減少しており、今後の伸びが止まるのか注目。
落合南長崎と新江古田は20%を超える伸びとなり、200万円超えとなった。取引も活発になり、事例数も増えている。練馬以西も全面的に上昇基調となっている。
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