2023年8月29日
駅別中古マンション価格 / 東京メトロ東西線①
2023年8月29日号
東京カンテイのデータベースに登録された首都圏の中古マンション(ファミリー)の売り希望価格をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均坪単価(3.3m2)を算出 単位:万円 カッコ内の数値は事例物件の平均築年数/同専有面積「現状価格」は23年2月~4月までの3ヵ月間を集計
中野駅、二桁上昇に
東京メトロ東西線(中野~西船橋)の平均坪単価は261万円。1年前に比べて11万円、4.1%上昇した。事例数は5920件(前年よりも1785件増)、平均築年数が31.1年(1年前は30.0年)、平均専有面積は59.32平方メートル(同57.58平方メートル)だった。今回掲載区間(中野~門前仲町)の最高値は大手町の659万円。東京都心を東西に貫く路線。浦安から西は千葉県内となる。
JR中央線も通る中野駅は19.5%の大幅上昇だった。駅周辺ではいくつもの再開発プロジェクトが進行中で、タワーマンションも建設中だ。落合と高田馬場は前期のマイナスから上昇に転じた。特に落合は築浅物件が増えたことで平均築年数が5年近く若返り、二桁の上昇となった。
大手町は25%の大幅上昇で600万円台半ばを超えた。ただ、事例数が例年10件前後で極めて少ないため、個別事例の影響が出やすい駅だ。
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