2023年7月18日
駅別中古マンション価格 / 都営地下鉄大江戸線②
2023年7月18日号
東京カンテイのデータベースに登録された首都圏の中古マンション(ファミリー)の売り希望価格をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均坪単価(3.3m2)を算出 単位:万円 カッコ内の数値は事例物件の平均築年数/同専有面積「現状価格」は23年2月~4月までの3ヵ月間を集計
都庁前、下落続く
都営地下鉄大江戸線(東新宿~光が丘)の平均坪単価は408万円。1年前に比べて12万円、3.1%上昇した。事例数は7692件(前年よりも1666件増)、平均築年数が26.1年(1年前は24.4年)、平均専有面積は52.72平方メートル(同52.08平方メートル)だった。今回掲載区間(赤羽橋~光が丘)の最高値は、青山一丁目の674万円。
麻布十番は8.5%上昇して600万円台に突入した。平均専有面積は7平方メートル近く縮小した。
青山一丁目は平均築年数が積み上がったものの、平均坪単価は反転上昇し、600万円台後半に差し掛かってきた。国立競技場は20.6%の大幅上昇。事例数が11件と少ないため、個別事例の影響が出やすい。都庁前も比較的事例数が少ない駅(前期20件、今期51件)。平均坪単価は2年連続で下落した。
新江古田は平均築年数が一気に10年近く築古化が進んだことで14.1%の下落となった。近年事例数が増加している練馬は二桁上昇だった。
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