2023年6月 6日
駅別中古マンション価格 / JR山手線②
2023年6月6日号
東京カンテイのデータベースに登録された首都圏の中古マンション(ファミリー)の売り希望価格をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均坪単価(3.3m2)を算出 単位:万円 カッコ内の数値は事例物件の平均築年数/同専有面積「現状価格」は23年2月~4月までの3ヵ月間を集計
高田馬場は反転上昇
JR山手線(品川~田端~東京~品川と回る環状線)の平均坪単価は396万円。1年前に比べて29万円、8.0%上昇した。事例数は8757件(前年よりも1515件増)、平均築年数が28.7年(1年前は28.3年)、平均専有面積は53.46平方メートル(同50.33平方メートル)だった。今回掲載区間(高田馬場~秋葉原)の最高値は秋葉原の426万円。
高田馬場は前年のマイナスから反転上昇し、8.5%増となった。平均築年数は2年ほど若返っている。
巣鴨は13。8%の上昇だった。平均専有面積が10平方メートル拡大し、事例数は100件増加している。
上野は同線の中で唯一の下落駅。ただその下落率は0.6%減にとどまっている。
御徒町は36.3%もの大幅上昇となり、400万円台が目前に迫る水準。例年、事例数が多くはない駅。今回は平均築年数が10年以上若返っていることから、多くの築浅物件が一気に売り出され、その影響が大きく出たものと想定される。
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