2023年3月28日
駅別中古マンション価格 / JR武蔵野線②
2023年3月28日号
東京カンテイのデータベースに登録された首都圏の中古マンション(ファミリー)の売り希望価格をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均坪単価(3.3m2)を算出 単位:万円 カッコ内の数値は事例物件の平均築年数/同専有面積「現状価格」は22年10月~12月までの3ヵ月間を集計
吉川美南が最高値に
JR武蔵野線(府中本町~西船橋)の平均坪単価は146万円で、1年前から9.5%、12万円上昇した。事例数は2240件(前年より414件増)、平均築年数が27.7年(1年前27.2年)、平均専有面積は68.23平方メートル(同68.56平方メートル)。
今回掲載区間(吉川~西船橋)の最高値は、吉川美南の183万円。広めのファミリー世帯向け物件が多い区間だ。
吉川は前年の大幅上昇から一転、1.9%の下落となった。区間最高値の吉川美南は10.9%上昇。12年に開業した同路線の中では新しい駅ということもあり、事例数は20件未満と少なく、築浅物件が多い。
つくばエクスプレスも乗り入れる南流山。通勤、通学の交通利便性の良さや自然豊かなエリアとしてファミリー世帯に人気の街で、前年に続き二桁の上昇となった。
新八柱、東松戸、市川大野は反転下落した。いずれも築古物件が多かったためと想定される。
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