2023年3月 7日
駅別中古マンション価格 / JR総武線②
2023年3月7日号
東京カンテイのデータベースに登録された首都圏の中古マンション(ファミリー)の売り希望価格をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均坪単価(3.3m2)を算出 単位:万円 カッコ内の数値は事例物件の平均築年数/同専有面積「現状価格」は22年10月~12月までの3ヵ月間を集計
小岩、駅南北で再開発
JR総武線(三鷹~千葉)の平均坪単価は252万円で、1年前から5.4%、13万円上昇した。事例数は9366件(前年より1295件増)、平均築年数が30.1年(1年前28.8年)、平均専有面積は55.75平方メートル(同55.36平方メートル)。今回掲載区間(四ツ谷~小岩)の最高値は、飯田橋の527万円。
今回掲載区間は東京都心から城東エリアの駅。四ツ谷は築古物件が増えた影響で17.3%下落し、400万円台半ばまで下がった。
最高値だった飯田橋は二桁の上昇で500万円台の大台に乗った。
事例数が前年よりも増加し掲載区間最多(583件)の亀戸は、平均築年数がかさんだものの坪単価は2.9%上昇した。
ファミリー向けが中心の平井は8.0%上昇。小岩は5.8%上昇し、200万円を超えた。現在、駅の南北でタワーマンションなど再開発計画が進んでおり、今後の中古市場への影響が注目される。
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