2023年2月21日
駅別中古マンション価格 / JR常磐線②
2023年2月21日号
東京カンテイのデータベースに登録された首都圏の中古マンション(ファミリー)の売り希望価格をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均坪単価(3.3m2)を算出 単位:万円 カッコ内の数値は事例物件の平均築年数/同専有面積「現状価格」は22年10月~12月までの3ヵ月間を集計
全駅で前年上回る
JR常磐線(上野~天王台)の平均坪単価は184万円で、1年前から9.8%、16万円上昇した。事例数は3449件(前年より405件増)、平均築年数が26.7年(1年前26.3年)、平均専有面積は61.85平方メートル(同61.11平方メートル)。今回掲載区間(北松戸~天王台)の最高値は、柏の152万円。
今回掲載区間はすべての駅で前期を上回る坪単価となった。ファミリー向けの広めの物件が多い区間だ。
北松戸は前年のマイナスから一転、33.8%の大幅上昇となった。背景としては築浅物件が増えたためと想定される。
今回掲載区間の中で最も事例数が多い(278件)柏は、22.6%上昇となった。前年に引き続き二桁の上昇。
我孫子は21.1%上昇で100万円を超えた。
天王台は前年のマイナスから反転上昇した。その上昇幅は極端に大きいが、これは事例数が50件以下と多くはないため、個別事例の影響が出やすいことによる。
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