2016年2月15日
駅別中古マンション価格 / 東京メトロ東西線②
2016年2月15日号 東京メトロ東西線②
東京カンテイのデータベースに登録された首都圏の中古マンション(ファミリー)の売り希望価格をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均坪単価(3.3m2)を算出 単位:万円 カッコ内の数値は事例物件の平均築年数/同専有面「現状価格」は15年9月〜15年11月までの3ヵ月間を集計
南砂、築浅事例多く上昇
東京メトロ東西線(中野~西船橋)における坪(3.3平方メートル)当たりの平均価格は197万円。1年前に比べて23.4%上昇した。事例数が3335件(前年より85件増)、平均築年数が23.3年(1年前25.0年)、平均専有面積は56.84平方メートル(同61.42平方メートル)だった。掲載駅における最高値は東陽町の183万円。
東陽町と南砂町は共に、1年前に比べて二桁上昇。東陽町は、築10年くらいのファミリータイプや古い団地事例が活発な流通を見せてる。南砂町は築浅事例が多く出たため、平均築年が5年若返ったことで、20%近い上昇率となっている。
西葛西は下落していた築浅物件が一服し、上昇を見せたため、15%近い上昇。前回調査で、坪単価150万円を境に割高感が生じるとした葛西だが、155万円まで伸ばしてきた。
妙典は、掲載中唯一下落した。ただ、ファミリータイプ物件の人気が底堅く、実質は現状維持として見ていい。
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