2023年1月24日
駅別中古マンション価格 / 東武野田線①
2023年1月24日号
東京カンテイのデータベースに登録された首都圏の中古マンション(ファミリー)の売り希望価格をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均坪単価(3.3m2)を算出 単位:万円 カッコ内の数値は事例物件の平均築年数/同専有面積「現状価格」は22年8月~10月までの3ヵ月間を集計
大宮、180万円超に
東武野田線(大宮~船橋)における平均坪単価は137万円で、1年前に比べて16万円、13.5%上昇した。事例数は2106件(前年より81件増)、平均築年数は29.4年(1年前28.0年)、平均専有面積は67.47平方メートル(同67.26平方メートル)だった。今回掲載区間(大宮~運河)における最高値は大宮の184万円。
埼玉県さいたま市の大宮から千葉県柏市を通り、同県船橋市の船橋までを結ぶ路線。複数路線が乗り入れる駅を除くと事例数が30件以下の駅も多く、例年、上昇下落の幅が大きい傾向が見られる。
ターミナル駅の大宮は、上昇幅は縮小したものの15.0%上昇で180万円を超えた。北大宮は築古事例の影響で4.6%下落。
大和田は29.8%上昇で100万円を超えた。ただ、事例数が27件で少ないため、個別事例の影響が出やすい。岩槻は20%近い上昇。
春日部は前期に続き10%台半ばの上昇率を維持し、平均坪単価は100万円が目前に迫ってきた。
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