2016年2月 8日
駅別中古マンション価格 / 東京メトロ東西線①
2016年2月9日号 東京メトロ東西線①
東京カンテイのデータベースに登録された首都圏の中古マンション(ファミリー)の売り希望価格をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均坪単価(3.3m2)を算出 単位:万円 カッコ内の数値は事例物件の平均築年数/同専有面「現状価格」は15年9月〜15年11月までの3ヵ月間を集計
中野、再開発で上昇続く
東京メトロ東西線(中野~西船橋)における坪(3.3平方メートル)当たりの平均価格は197万円。1年前に比べて23.4%上昇した。事例数が3335件(前年より85件増)、平均築年数が23.3年(1年前25.0年)、平均専有面積は56.84平方メートル(同61.42平方メートル)だった。掲載駅における最高値は九段下の375万円。
東京23区西部から千葉県まで東西をつなぐ路線。副都心線以外のすべての東京メトロの路線にに接続しているほか、JR総武線や東葉高速鉄道との直通運転などがあり、交通利便性が高く、人気の路線だが、混雑がひどい。
中野は横ばいが続いていたが、この1年で15%近く上昇。再開発が進んでおり、新築マンションの供給増が見込まれ、築浅を中心に中古マンションも上昇している。
早稲田は前回落ち込んだ事例数が回復。タワー物件の事例数が上昇している。
九段下は1年前に比べると120万円、50%近く上昇する"異常値"。築浅マンション事例が市場をけん引した。
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