2023年1月10日
駅別中古マンション価格 / 東武東上線①
2023年1月10日号
東京カンテイのデータベースに登録された首都圏の中古マンション(ファミリー)の売り希望価格をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均坪単価(3.3m2)を算出 単位:万円 カッコ内の数値は事例物件の平均築年数/同専有面積「現状価格」は22年8月~10月までの3ヵ月間を集計
下板橋、築浅増え価格上昇
東武東上線(池袋~東松山)における平均坪単価は179万円で、1年前に比べて9万円、5.6%上昇した。事例数は4369件(前年より584件増)、平均築年数は30.7年(1年前29.6年)、平均専有面積は56.48平方メートル(同55.39平方メートル)だった。東京都豊島区の池袋から板橋区、埼玉県の和光市や川越市方面へと延びる路線。今回掲載区間(池袋~志木)における最高値は池袋の326万円。
池袋は事例数が600件を超え、近年増加傾向にある。平均坪単価は7.9%増で前年ほどの伸びではないものの上昇が続いた。
下板橋は前年の下落から今回は15.2%の大幅上昇に転じた。築浅物件が増えたためと想定される。大山は大型・築古事例が増加。平均坪単価は横ばい。
東京メトロも乗り入れる和光市は平均築年数が5年近くかさみ、前年の二桁上昇から一転、9.2%下落した。志木は事例数が100件増加。平均坪単価は7.5%上昇し150万円台となった。
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