2022年9月20日
駅別中古マンション価格 / 京王線①
2022年9月20日号
東京カンテイのデータベースに登録された首都圏の中古マンション(ファミリー)の売り希望価格をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均坪単価(3.3m2)を算出 単位:万円 カッコ内の数値は事例物件の平均築年数/同専有面積「現状価格」は22年5月~7月までの3ヵ月間を集計
明大前は22%上昇
京王線(新宿~京王八王子)における平均坪単価は224万円で、1年前に比べて22万円、11.3%上昇した。事例数は3019件(前年より632件増)、平均築年数は30.3年(1年前29.5年)、平均専有面積は54.31平方メートル(同53.63平方メートル)だった。今回掲載区間(新宿~布田)における最高値は新宿の349万円。
東京都心の新宿から西に延びる路線。
取引事例が最も多い新宿は上昇基調で、2.6%増だった。笹塚は前期比17.5%上昇。築浅物件の取引が増え、単価を押し上げた。今回掲載区間の中で最も上昇したのが明大前。前期は5.8%の下落だったが、一転して22.5%の大幅上昇となった。前期に大幅上昇していた下高井戸は、築古物件の取引が増え、今回は0.8%減だった。上北沢も築古物件の取引が増えて下落した。取引事例数が200件を超える千歳烏山は上昇に転じた。国領と布田は、前期に二桁上昇だったが今回はそれぞれ1.2%減、6.7%減となった。
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