2022年3月 1日
駅別中古マンション価格 / JR南武線①
2022年3月1日号
東京カンテイのデータベースに登録された首都圏の中古マンション(ファミリー)の売り希望価格をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均坪単価(3.3m2)を算出 単位:万円 カッコ内の数値は事例物件の平均築年数/同専有面積「現状価格」は21年10月~12月までの3ヵ月間を集計
中野島は反転上昇に
JR南武線(川崎~立川)における平均坪単価は217万円で1年前に比べて23万円、11.7%上昇した。事例数は2336件(前年より306件減)、平均築年数が23.2年(1年前は22.8年)、平均専有面積は56.18平方メートル(同59.00平方メートル)。今回掲載区間(川崎~矢野口)の最高値は武蔵小杉の336万円。
神奈川県川崎市の川崎駅と東京都立川市の立川駅を結ぶ路線。取引事例の多い駅は限られる。
川崎は事例数が増えて700件を超え、取引が活発な様子がうかがえる。平均価格は前年に続き7%台の上昇。平間は前期の下落から一転、13.3%の上昇となった。
登戸は25.9%もの大幅上昇。ただ、取引事例数が32件と少ないため、個別事例の影響が出やすい。前年は13.9%下落していた中野島は、今回は20.3%もの上昇となった。一方、矢野口は前年の15.2%増から反転下落し、7%下落となった。事例数は14件で前期(17件)と大幅な変化はない。
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