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近畿圏は－2.8％の3,702万円、中部圏は－0.6％の3,374万円と下落に転じる

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●首都圏
6月の首都圏新築一戸建て住宅の平均価格は前月比＋0.9％の4,541万円と上昇に転じた。都県別では東京都が＋1.0％の5,398万円と反転上昇したが、前年同月比は連続してマイナスの水準となった。神奈川県は－1.5％の4,828万円と3ヵ月連続上昇から下落に転じた。千葉県は－1.6％の3,713万円と反転下落し、前年同月比もマイナスに振れた。埼玉県は＋2.5％の3,896万円と3ヵ月連続の上昇。戸数は前月比・前年同月比ともに大きく減少した。

●近畿圏
近畿圏（2府4県）の平均価格は－2.8％の3,702万円と再び下落に転じた。主要府県別では、大阪府が－3.9％の3,942万円と反転下落し、4ヵ月ぶりの3,000万円台となった。前年同月比はプラスを維持している。兵庫県は－3.5％の3,724万円、京都府は－2.0％の4,208万円と、いずれも下落に転じた。主要3府県が全て反転下落し、近畿圏全体もマイナスとなった。

●愛知県
愛知県の平均価格は－0.7％の3,533万円と反転下落した。中部圏（4県）全体では－0.6％の3,374万円と下落に転じ、前年同月比もマイナスに振れた。平均土地・建物面積がいずれも縮小している。

●宮城県・福岡県
宮城県は－1.8％の3,411万円と再び下落に転じたものの、前年同月比ではプラスの水準を維持した。
福岡県は3,641万円とほぼ横ばい。前年同月比で見ると価格は高い水準だが、特に土地面積が縮小している。

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