2025年4月8日号

東京カンテイのデータベースに登録された首都圏の中古マンション(ファミリー)の売り希望価格をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均坪単価(3.3m2)を算出 単位:万円 カッコ内の数値は事例物件の平均築年数/同専有面積「現状価格」は24年9月~24年11月までの3ヵ月間を集計

京成佐倉は下落幅が拡大

京成本線(日暮里~京成成田)の平均坪単価は153万円で、1年前に比べて2.2%、3万円下落した。事例数は2557件(前年より10件減)、平均築年数が31.7年(1年前30.9年)、平均専有面積は63.61平方メートル(同63.43平方メートル)。今回掲載区間(大神宮下~京成成田)の最高値は船橋競馬場の155万円。同駅は今期の事例数が20件未満で変動幅が大きくなっている。

谷津は反転上昇で103万円。坪100万円の水準に回復した。

京成大久保も二桁の反転上昇で117万円となった。事例数は増加傾向で今期は152件となった。平均築年数はわずかに上積みが見られると共に、平均専有面積も拡大した。

八千代台は事例数が191件と今回掲載区間で最多。平均築年数が40年台後半と築古物件が多いが、今期はわずかながら坪単価が上昇した。

京成臼井公津の杜は連続下落となった。特に事例の築古化が進んだ京成佐倉は下落幅が拡大した。

住宅新報社 データ提供:東京カンテイ