2025年2月4日号
東京カンテイのデータベースに登録された首都圏の中古マンション(ファミリー)の売り希望価格をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均坪単価(3.3m2)を算出 単位:万円 カッコ内の数値は事例物件の平均築年数/同専有面積「現状価格」は24年9月~24年11月までの3ヵ月間を集計

四谷~飯田橋が600万円台
JR総武線(三鷹~千葉)の平均坪単価は255万円で、1年前から0.7%、2万円下落した。事例数は9721件(前年より1214件減)、平均築年数が32.0年(1年前30.4年)、平均専有面積は58.42平方メートル(同57.15平方メートル)。今回掲載区間(四ツ谷~小岩)の最高値は、四ツ谷の687万円。
四ツ谷は好調。前期から上昇幅が縮小したものの、今期も二桁上昇を維持し、2年前から246万円も急騰した。平均築年数は20年台前半で推移。今期は平均専有面積が71.45平方メートルまで拡大した。
市ケ谷、飯田橋も大幅上昇だ。どちらも築年数の上積みが見られたが、平均坪単価が600万円を突破した。
事例が若返った水道橋と御茶ノ水は前期から反転し、30%超の大幅上昇。どちらも平均坪単価は前期から100万円以上も上昇した。
隅田川以東も堅調だ。錦糸町、亀戸は事例数が300件台に減少したが上昇を維持。新小岩も9%台の反転上昇で200万円の大台に乗った。