2021年1月14日
『分譲マンション賃料推移』2020年(年間版)
三大都市圏・主要都市別/分譲マンション賃料推移(20年・年間版)
2020年 年間分譲マンション平均賃料 首都圏3,081円/㎡、初の大台超え
近畿圏も中心エリアが牽引し続伸 中部圏では小幅な持ち直しに留まる
1. 首都圏の分譲マンション年間平均賃料は前年比+6.8%の3,081円/㎡
首都圏では本調査を開始して以来初めてとなる3,000円の大台超え。全域的な強含みに加えて、賃料水準が高い東京都での事例シェア拡大も圏域平均の押し上げに寄与した。
2. 近畿圏は1,935円/㎡で同じく上昇傾向、中部圏は1,744円/㎡と小幅な持ち直し
主要エリアである大阪府と愛知県における平均築年数の進み具合による違いから、上昇率にも差が生じている。また、愛知県では比較的築浅な事例で弱含む動きも見られる。
3. 東京都では前年比+5.2%の3,661円/㎡、3年連続で5%前後の上昇率
東京都全体では堅調な状況を維持。築浅事例のコンスタントな流通により平均築年数も19年台で推移し続けている。神奈川県では賃料水準が高い横浜市で築浅事例が増加し、事例シェアも相対的に拡大した影響から、県平均は+7.5%の大幅上昇となった。
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