東京カンテイ

三大都市圏・主要都市別／分譲マンション賃料月別推移

首都圏1月　前月比＋1.6％の3,391円/㎡と3ヵ月連続上昇、強含む東京都が押し上げる形に

近畿圏では大阪エリアの事例シェア縮小などで反落　中部圏ではやや軟調な正味トレンドが続く

2023年1月の首都圏・分譲マンション賃料は、強含んだ東京都の事例シェアが拡大したために、前月比＋1.6％の3,391円/㎡と3ヵ月連続で上昇した。都県別で見ると、東京都は＋1.9％の3,849円/㎡と4ヵ月連続プラス、築浅事例の増加もあり上昇率は拡大した。また、埼玉県（＋0.6％、1,929円/㎡）では築古事例の増加により平均築年数がやや進んだものの、上昇傾向を維持している。一方、神奈川県（－0.2％、2,481円/㎡）では僅かに弱含み、築古事例が増えた千葉県（－0.6％、1,798円/㎡）では前月に引き続き小幅な下落となった。

近畿圏では大阪エリアの事例シェア縮小などが影響し、圏域平均は前月比－0.3％の2,110円/㎡と小幅ながら3ヵ月ぶりに下落した。大阪府では＋1.2％の2,364円/㎡と前月に引き続き上昇、上昇率自体も拡大した。一方、兵庫県では築古事例の増加によって－1.6％の1,774円/㎡と5ヵ月ぶりに反落したが、依然として正味トレンド自体は堅調さを保っている。

中部圏では前月比＋1.3％の1,901円/㎡、愛知県で＋1.5％の1,954円/㎡と、ともに築浅事例が増加したことで3ヵ月連続の上昇となった。ただし、当月と平均築年数が同程度だった昨春の水準を下回っており、正味トレンドがやや軟調であることに変わりはない。

※詳細なデータや分析内容についてはこちらのプレスリリースをご覧下さい
※新築賃料事例シェアおよび築年帯別分譲マンション賃料の推移はこちらをご参照下さい

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