2022年2月 8日
駅別中古マンション価格 / JR京浜東北線①
2022年2月8日号
東京カンテイのデータベースに登録された首都圏の中古マンション(ファミリー)の売り希望価格をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均坪単価(3.3m2)を算出 単位:万円 カッコ内の数値は事例物件の平均築年数/同専有面積「現状価格」は21年10月~12月までの3ヵ月間を集計
大半が二桁上昇に
JR京浜東北線(品川~大船)における平均坪単価は224万円で1年前に比べて31万円、16.0%上昇した。事例数は5159件(前年より164件減)、平均築年数が27.6年(1年前は27.3年)、平均専有面積は58.43平方メートル(同61.01平方メートル)。今回掲載区間(品川~桜木町)における最高値は品川の428万円。
掲載駅の大半が二桁の上昇だった。平均坪単価が最高値の品川は12.0%の上昇で400万円台に乗った。平均専有面積はやや縮小したものの70平方メートル台を維持した。都心へのアクセスのよさや商業施設の充実で人気の川崎は、事例数が731件で掲載区間の中で最多。価格は7.9%アップの218万円だった。
唯一前年を下回ったのは東神奈川だが、下落率は0.5%で、ほぼ横ばい。
横浜は13.3%の上昇。桜木町は築浅物件の取引が増えたことで平均築年数は27.9年→23.1年へと築浅化が進み、33.7%もの大幅上昇となった。
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