2022年2月15日
駅別中古マンション価格 / JR京浜東北線②
2022年2月15日号
東京カンテイのデータベースに登録された首都圏の中古マンション(ファミリー)の売り希望価格をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均坪単価(3.3m2)を算出 単位:万円 カッコ内の数値は事例物件の平均築年数/同専有面積「現状価格」は21年10月~12月までの3ヵ月間を集計
全駅で単価上昇
JR京浜東北線(品川~大船)における平均坪単価は224万円で1年前に比べて31万円、16.0%上昇した。事例数は5159件(前年より164件減)、平均築年数が27.6年(1年前は27.3年)、平均専有面積は58.43平方メートル(同61.01平方メートル)。今回掲載区間(関内~大船)における最高値は関内の226万円。
すべての駅で平均専有面積が縮小し、平均坪単価は上昇した。
関内は前年の2.7%下落から3.7%の上昇に転じた。石川町は堅調に推移し、2.9%の上昇だった。山手と根岸は前年のマイナスから反転し、今期は二桁アップとなった。
各駅とも前年よりも取引事例が減少する中、磯子のみ増加し、300件を超えた。価格は前年の4.7%下落から上昇に転じた。洋光台、港南台、本郷台はいずれも11%台の上昇。大船の取引事例数は、近年は200件台を維持していたが、今回は190件へと減少した。価格は20.5%増だった。
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