2024年09月24日号 

東京カンテイのデータベースに登録された首都圏の中古マンション(ファミリー)の売り希望価格をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均坪単価(3.3m2)を算出 単位:万円 カッコ内の数値は事例物件の平均築年数/同専有面積「現状価格」は24年4月~24年6月までの3ヵ月間を集計

所沢が17%台の大幅上昇

西武新宿線(西武新宿~本川越)における平均坪単価は186万円で、1年前に比べて2万円下落した。事例数は4160件(前年より415件増)、平均築年数は32.0年(1年前31.2年)、平均専有面積は57.68平方メートル(同56.79平方メートル)だった。今回掲載区間(田無~本川越)の最高値は所沢の169万円。

前期より下落駅が増加した。特に前期で二桁上昇した各駅で反動が目立つ展開。

所沢は17%台の大幅上昇となった。事例数は前期とほぼ横ばいの242件だが、平均築年数が3年も若返った。

西武多摩湖線(国分寺~多摩湖)における平均坪単価は222万円で、1年前に比べて22万円、10.9%上昇した。事例数は382件(前年より59件増)、平均築年数は28.5年(1年前29.2年)、平均専有面積は62.48平方メートル(同61.36平方メートル)だった。最高値は国分寺の250万円。

国分寺は前期の下落から反転して二桁上昇。築浅事例の増加により、平均築年数が29.4年となった。

住宅新報社 データ提供:東京カンテイ