2018年2月 6日
駅別中古マンション価格 / 東京メトロ日比谷線①
2018年2月6日号 東京メトロ日比谷線①
東京カンテイのデータベースに登録された首都圏の中古マンション(ファミリー)の売り希望価格をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均坪単価(3.3m2)を算出 単位:万円 カッコ内の数値は事例物件の平均築年数/同専有面積 「現状価格」は17年6月〜17年8月までの3ヵ月間を集計
高価格区間、広尾が好調
東京メトロ日比谷線(中目黒~北千住)における坪(3.3平方メートル)当たりの平均価格は325万円。1年前に比べて1万円、0.4%下落した。事例数は3967件(前年より13件増)、平均築年数が20.9年(1年前19.4年)、平均専有面積は53.32平方メートル(同53.46平方メートル)だった。今回掲載駅(中目黒~築地)における最高値は銀座の544万円。
いずれも高単価を維持するブランド立地で、上昇傾向の駅が多い。広尾も4%台の上昇を維持して好調。事例数は横ばいながら538件と同区間最多。専有面積が広めの点が特徴で、ヴィンテージマンションの供給が多い駅となっている。
神谷町は、比較的築年の浅い13年台を維持。広尾同様、平均専有面積は70平方メートル台。前期の微減から上昇に転じ、500万円台も目前に迫る。
一方、築年の上積みが進んだ中目黒は、前期の二桁上昇から反転し4%台の下落。銀座は事例が34件と少ないが、築浅物件の流通により17%台の上昇となった。
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