2022年12月13日号 

東京カンテイのデータベースに登録された首都圏の中古マンション(ファミリー)の売り希望価格をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均坪単価(3.3m2)を算出 単位:万円 カッコ内の数値は事例物件の平均築年数/同専有面積「現状価格」は22年8月~10月までの3ヵ月間を集計

日暮里、事例数が大幅増

日暮里・舎人ライナー(日暮里~見沼代親水公園)における平均坪単価は245万円で、1年前に比べて25万円、11.3%上昇した。事例数は893件(前年より233件増)、平均築年数は21.3年(1年前21.8年)、平均専有面積は57.23平方メートル(同55.37平方メートル)だった。掲載区間における最高値は日暮里の334万円。

日暮里は事例数が大幅に増加して200件を超え、平均坪単価は300万円台半ばが近づいてきた。今回、熊野前扇大橋のみ反転下落となった。

埼玉高速鉄道(赤羽岩淵~浦和美園)における平均坪単価は164万円で、1年前に比べて18万円、12.7%上昇した。事例数は636件(前年より109件増)、平均築年数は21.7年(1年前21.8年)、平均専有面積は68.36平方メートル(同67.62平方メートル)だった。掲載区間における最高値は赤羽岩淵の251万円。

赤羽岩淵は前年に続き二桁の上昇。東川口は15.6%上昇し、今回掲載区間の中でも最も高い上昇率を記録した。

住宅新報社 データ提供:東京カンテイ