2025年12月23日号

東京カンテイのデータベースに登録された首都圏の中古マンション(ファミリー)の売り希望価格をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均坪単価(3.3m2)を算出 単位:万円 カッコ内の数値は事例物件の平均築年数/同専有面積「現状価格」は25年7月~25年9月までの3ヵ月間を集計

桜木町が二桁の反転上昇

横浜市営地下鉄ブルーライン(あざみ野~湘南台)における平均坪単価は231万円で1年前に比べて33万円、16.4%上昇した。事例数は5329件(前年より75件減)、平均築年数が29.7年(1年前は29.4年)、平均専有面積は61.16平方メートル(同60.52平方メートル)。今回掲載区間(横浜~下永谷)における最高値は横浜の459万円。

横浜は44%の大幅上昇となった。事例の若返りが進み、前年を上回る上昇率を示した。

桜木町は平均坪単価が292万円となった。二桁の反転上昇で、2年前の水準に回復した。

関内阪東橋も堅調で上昇を維持。各駅ともに平均築年数が20年台後半で推移している。

吉野町下永谷は前期で大半の駅が下落したが、今期はおおむね上昇に転じた。吉野町は5.6%の上昇で坪188万円、上大岡は8.3%上昇し157万円となった。港南中央は事例の築年数が伸びており、上昇率が鈍化した。

住宅新報社 データ提供:東京カンテイ