東京カンテイ

2020年12月8日号　

東京カンテイのデータベースに登録された首都圏の中古マンション（ファミリー）の売り希望価格をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均坪単価（3.3m2）を算出 単位：万円　カッコ内の数値は事例物件の平均築年数/同専有面積「現状価格」は20年6月～20年8月までの3ヵ月間を集計

本川越、反転して大幅上昇に

西武新宿線（西武新宿線～本川越）の平均坪単価は155万円で、1年前から6万円上昇した。事例数は3282件（前年より371件減）、平均築年数が27.8年（1年前27.4年）、平均専有面積は58.32平方メートル（同58.09平方メートル）。掲載区間の最高値は本川越のの134万円。

本川越は反転して約10％の大幅上昇となった。平均築年数は20年台前半で推移しており、同路線の中でも比較的築年数が浅い。60平方メートル前後のファミリー向けが多い。

西武多摩湖（国分寺～西武遊園地）の平均坪単価は185万円で、1年前から4万円上昇した。事例数は380件（前年より37件減）、平均築年数は20.0年（1年前20.8年）、平均専有面積は63.37平方メートル（同64.92平方メートル）。同路線の最高値は国分寺の209万円。

国分寺は微減。事例数は増加傾向で、同路線の7割超を占める271件となった。

一橋学園は下落に転じ、平均坪単価は128万円。築年数の上積みが進んだ。

住宅新報社　データ提供：東京カンテイ