2019年6月11日
駅別中古マンション価格 / JR武蔵野線①
2019年6月11日号 JR武蔵野線①
東京カンテイのデータベースに登録された首都圏の中古マンション(ファミリー)の売り希望価格をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均坪単価(3.3m2)を算出 単位:万円 カッコ内の数値は事例物件の平均築年数/同専有面積「現状価格」は19年1月〜19年3月までの3ヵ月間を集計
交通至便、南浦和は堅調
JR武蔵野線(府中本町~西船橋)における坪(3.3平方メートル)当たりの平均価格は111万円。1年前に比べて2万円、2.5%上昇した。事例数は2464件(前年より140件減)、平均築年数が24.9年(1年前23.4年)、平均専有面積は69.11平方メートル(同69.48平方メートル)。今回区間における最高値は府中本町の158万円。
同線の中では比較的坪単価が高く、路線平均を引き上げている。特に事例数の多い武蔵浦和(390件)と南浦和(307件)は上昇傾向だ。
南浦和は前期に続き4%台の上昇を維持した。同駅周辺には商業施設が多く、JR京浜東北線(快速)との乗り換えが可能なため、都心アクセスにも優れている。
平均築年数が20年前後で推移している東川口は、上昇幅が拡大し100万円の大台に乗った。他方、東浦和は反動減となった。
府中本町、北府中、南越谷、越谷レイクタウンはいずれも事例数が50件未満の為、個別事例の影響が大きい。
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