2022年9月 6日
駅別中古マンション価格 / JR中央線①
2022年9月6日号
東京カンテイのデータベースに登録された首都圏の中古マンション(ファミリー)の売り希望価格をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均坪単価(3.3m2)を算出 単位:万円 カッコ内の数値は事例物件の平均築年数/同専有面積「現状価格」は22年5月~7月までの3ヵ月間を集計
築古増え、四ツ谷のみ下落
JR中央線(東京~高尾)における平均坪単価は247万円で、1年前に比べて16万円、6.8%上昇した。事例数は4723件(前年より1087件増)、平均築年数は29.9年(1年前28.5年)、平均専有面積は49.65平方メートル(同51.28平方メートル)だった。今回掲載区間(東京~三鷹)における最高値は東京の634万円。
東京都心から西の多摩方面に延びる路線。主要な通勤路線の一つだ。全体的に前期よりも事例数は増加しており、取引が活発な様子がうかがえる。
東京は25%増もの大幅アップとなった。事例数が少なく個別事例の影響が出やすい。
四ツ谷は9.4%減で、今回掲載区間の中で唯一下落した。ここ数年、平均築年数は19年ほどで推移していたが、今回は大幅に築古化が進み25.7年となった。平均坪単価の下落につながったと想定される。
中野は7.4%増で300万円台に乗った。最も取引事例が多い三鷹は4.5%増で増加基調が続いている。
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