東京カンテイ

2022年5月24日号　

東京カンテイのデータベースに登録された首都圏の中古マンション（ファミリー）の売り希望価格をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均坪単価（3.3m2）を算出 単位：万円　カッコ内の数値は事例物件の平均築年数/同専有面積「現状価格」は22年2月～4月までの3ヵ月間を集計

三軒茶屋、13％増に

東急世田谷線(三軒茶屋～下高井戸)における平均坪単価は313万円で、1年前に比べて36万円、13.0%上昇した。事例数は655件(前年より177件増)、平均築年数は32.6年(1年前33.2年)、平均専有面積は43.76平方メートル(同48.49平方メートル)だった。今回掲載駅の最高値は三軒茶屋の330万円。

東急田園都市線も通る三軒茶屋は13.0%の大幅上昇。事例数も343→468へと増え、取引が活発な様子がうかがえる。松陰神社前と下高井戸も二桁増となった。

東急大井町線(大井町～溝の口)における平均坪単価は299万円で、1年前に比べて34万円、12.9%上昇した。事例数は1447件(前年より21件増)、平均築年数は26.9年(1年前26.8年)、平均専有面積は61.50平方メートル(同60.60平方メートル)だった。今回掲載駅(大井町～北千束)の最高値は大井町の378万円。

中延は3.4%増で300万円の大台に乗せた。北千束は11.9%減で唯一の下落駅となった。

住宅新報社　データ提供：東京カンテイ