2022年5月 3日
駅別中古マンション価格 / 京急本線③
2022年5月3日号
東京カンテイのデータベースに登録された首都圏の中古マンション(ファミリー)の売り希望価格をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均坪単価(3.3m2)を算出 単位:万円 カッコ内の数値は事例物件の平均築年数/同専有面積「現状価格」は21年10月~12月までの3ヵ月間を集計
最高値は能見台
京急本線(泉岳寺~浦賀)における平均坪単価は215万円で、1年前に比べて29万円、15.6%上昇した。事例数は4675件(前年より131件減)、平均築年数は27.6年(1年前27.4年)、平均専有面積は56.73平方メートル(同60.22平方メートル)だった。今回掲載駅(屏風浦~浦賀)における最高値は能見台の142万円。
今回掲載区間は、大半の駅で前年よりも取引事例数が減少した。
屏風浦は前年の減少から一転、上昇に転じた。取引事例数は75件(前年105件)で減少するも、平均築年数の若返りが見られた。
今回掲載区間で最高値だった能見台は37.9%もの大幅上昇だった。ただ、取引事例数が71件にとどまるため、個別事例の影響が出やすい。
安針塚は19.5%もの大幅上昇だった。取引事例数は少ないものの、広めのファミリー物件の取引が増えた。
浦賀は築古物件の取引が増えたことが影響し、6.5%の下落となった。
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