2025年12月16日号
東京カンテイのデータベースに登録された首都圏の中古マンション(ファミリー)の売り希望価格をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均坪単価(3.3m2)を算出 単位:万円 カッコ内の数値は事例物件の平均築年数/同専有面積「現状価格」は25年7月~25年9月までの3ヵ月間を集計

仲町台が坪200万円台に
横浜市営地下鉄ブルーライン(あざみ野~湘南台)における平均坪単価は231万円で1年前に比べて33万円、16.4%上昇した。事例数は5329件(前年より75件減)、平均築年数が29.7年(1年前は29.4年)、平均専有面積は61.16平方メートル(同60.52平方メートル)。今回掲載区間(あざみ野~三ツ沢下町)における最高値はセンター北の261万円。
ファミリー向けが多い同区間。今期は上昇駅が過半を占めた。あざみ野は下落から反転し211万円となった。事例数は減少し、平均築年数も前期とほぼ変わらず、30年台前半で推移している。
仲町台は二桁の大幅上昇で坪200万円台に到達。事例数は減少傾向で、平均築年数が若返った。一方、前期で20%超の上昇率を示した新羽は事例の築古化が影響し反落した。新横浜は連続上昇で坪246万円となった。
前期に大幅下落した三ツ沢上町と三ツ沢下町は、共に反転上昇したが、2年前の水準まで回復していない。