2025年6月24日号
東京カンテイのデータベースに登録された首都圏の中古マンション(ファミリー)の売り希望価格をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均坪単価(3.3m2)を算出 単位:万円 カッコ内の数値は事例物件の平均築年数/同専有面積「現状価格」は25年1月~25年3月までの3ヵ月間を集計

汐留が坪1300万円超え
都営地下鉄大江戸線(東新宿~光が丘)における平均坪単価は615万円。1年前に比べて178万円、40.7%上昇した。事例数は6297件(前年より205件減)、平均築年数が24.1年(1年前27.5年)、平均専有面積は58.95平方メートル(同52.63平方メートル)だった。今回掲載駅(東新宿~汐留)における最高値は汐留の1332万円。
大半の駅が前期から上昇幅を広げ、二桁の伸びが目立つ展開だ。連続上昇の牛込柳町、牛込神楽坂、飯田橋は14~19%台、坪当たり50~80万円超の上昇だ。
湾岸部は二桁上昇を維持するなど、より強い上昇率を示した。事例数が同路線内でも多く、築浅化が進んだ。具体的には、月島は31%台の上昇で坪690万円に、勝どきは52%台の上昇で坪765万円となった。勝どきの事例数は前期から倍増して1224件だった。
汐留は前期26%台、今期46%台の連続上昇。2年間で平均坪単価が600万円以上も上昇している。