2025年4月22日号

東京カンテイのデータベースに登録された首都圏の中古マンション(ファミリー)の売り希望価格をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均坪単価(3.3m2)を算出 単位:万円 カッコ内の数値は事例物件の平均築年数/同専有面積「現状価格」は24年9月~24年11月までの3ヵ月間を集計

秋葉原が500万円目前

つくばエクスプレス線(秋葉原~つくば)の平均坪単価は268万円。1年前に比べて7.5%、19万円上昇した。事例数は1505件(前年よりも328件減)、平均築年数が19.8年(1年前は19.3年)、平均専有面積は59.88平方メートル(同60.29平方メートル)だった。同区間の最高値は秋葉原の485万円。

前期で二桁上昇した南流山が唯一下落となった。東京都内の駅を中心に上昇が目立ち、前期から連続上昇の駅も多い。

秋葉原駅は平均築年数が約5年伸びたが、今期も約6%の上昇と好調だ。2年間で58万円上昇し、坪500万円の大台も迫ってきた。

新御徒町浅草は前期から上昇幅が拡大した。平均築年数は前者が20年台、後者が9年台で推移している。

南千住は反転上昇で坪260万円となった。前期で停滞していた北千住青井はそれぞれ7%台の上昇と上向いた。ターミナル駅の北千住は平均築年数が伸びる中で上昇となった。

住宅新報社 データ提供:東京カンテイ