東京カンテイ

2019年10月29日号　東京メトロ丸ノ内線②、支線

東京カンテイのデータベースに登録された首都圏の中古マンション（ファミリー）の売り希望価格をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均坪単価（3.3m2）を算出 単位：万円　カッコ内の数値は事例物件の平均築年数/同専有面積「現状価格」は19年5月〜19年7月までの3ヵ月間を集計

上昇下落が分かれる展開

東京メトロ丸ノ内線における坪（3.3平方メートル）当たりの平均価格は292万円。1年前に比べて9万円上昇した。事例数は3591件（前年より51件増）、平均築年数が26.9年（1年前24.8年）、平均専有面積は45.34平方メートル（同46.56平方メートル）。今回掲載区間（新宿～荻窪）の最高値は西新宿の388万円。

今回区間は上昇と下落が入り混じった展開。各駅で築年が上積みされたが、新高円寺や荻窪は上昇に転じた。

西新宿は好調。前期から上昇幅が拡大し、今期は12％台の上昇。同線内でも比較的築浅事例が多くなっている。

同線の支線（中野坂上～方南町）における坪当たりの平均価格は232万円。1年前に比べて4万円下落した。事例数は828件（前年より23件減）、平均築年数が29.5年（1年前28.9年）、平均専有面積は46.04平方メートル（同49.21平方メートル）。掲載区間の最高値は中野新橋の242万円。

方南町は微増。事例数は279件（前期比19件減）と同支線内で最も多い。

住宅新報社　データ提供：東京カンテイ