2018年4月10日
駅別中古マンション価格 / JR京浜東北線②
2018年4月10日号 JR京浜東北線②
東京カンテイのデータベースに登録された首都圏の中古マンション(ファミリー)の売り希望価格をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均坪単価(3.3m2)を算出 単位:万円 カッコ内の数値は事例物件の平均築年数/同専有面積 「現状価格」は17年12月〜18年2月までの3ヵ月間を集計
関内、コンパクト化進む
JR京浜東北線(品川~大船)における3.3平方メートル当たりの平均価格は194万円。1年前に比べて2万円、1.0%下落した。事例数は6394件(前年より350件増)、平均築年数が22.4年(1年前21.2年)、平均専有面積は59.48平方メートル(同61.28平方メートル)だった。今回掲載駅における最高値は関内の230万円。洋光台、本郷台を除いた各駅で事例数が増加した。
関内は好調。前期の二桁上昇に続き今期も約9%上昇し、平均坪単価は230万円になった。コンパクトタイプの事例が増加しており、平均専有面積は約5平方メートル縮小した。同じく石川町、山手の両駅でもコンパクト化が進んだ。
根岸は築古事例が増加し、前期の約10%上昇から下落に転じた。対照的に築年の若返った新杉田は今期20%の大幅上昇。事例数も増加傾向で100件が目前だ。
大船も堅調。鎌倉市の北西部に位置し、JRや湘南モノレールなど複数路線が乗り入れる交通利便性に加え、活気ある商店街なども人気だ。
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