2023年1月31日号 

東京カンテイのデータベースに登録された首都圏の中古マンション(ファミリー)の売り希望価格をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均坪単価(3.3m2)を算出 単位:万円 カッコ内の数値は事例物件の平均築年数/同専有面積「現状価格」は22年8月~10月までの3ヵ月間を集計

堅調な船橋、事例数も増加

東武野田線(大宮~船橋)における平均坪単価は137万円で、1年前に比べて16万円、13.5%上昇した。事例数は2106件(前年より81件増)、平均築年数は29.4年(1年前28.0年)、平均専有面積は67.47平方メートル(同67.26平方メートル)だった。

今回掲載区間(江戸川台~船橋)における最高値は流れ山おおたかの森の264万円。全体的に事例数が50件以下の駅が多く、個別事例の影響が出やすい。

江戸川台(事例数26件)は27.1%下落。築古事例の影響で平均築年数が8年近く積み増した。

流山おおたかの森は37.5%上昇し、一気に260万円台半ばに達した。同線の中でも築浅事例が多い駅で、平均築年数は8.3年だ。

ターミナル駅のは13.8%の上昇となった。

新船橋は昨年に続き下落した。

船橋は堅調。事例数も増加傾向にあり、今回は511件だった。同路線の中でも最多となっている。

住宅新報社 データ提供:東京カンテイ