2022年4月26日号 

東京カンテイのデータベースに登録された首都圏の中古マンション(ファミリー)の売り希望価格をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均坪単価(3.3m2)を算出 単位:万円 カッコ内の数値は事例物件の平均築年数/同専有面積「現状価格」は21年10月~12月までの3ヵ月間を集計

京急鶴見は200万円台に上昇

京急本線(泉岳寺~浦賀)における平均坪単価は215万円で、1年前に比べて29万円、15.6%上昇した。事例数は4675件(前年より131件減)、平均築年数は27.6年(1年前27.4年)、平均専有面積は56.73平方メートル(同60.22平方メートル)だった。今回掲載駅(八丁畷~上大岡)における最高値は横浜の255万円。

八丁畷は前年の減少から一転、8.0%の上昇となった。JR南武線が乗り入れる同駅は取引事例数も前年と同水準で安定推移。京急鶴見は平均坪単価が19.9%増の大幅上昇となり、200万円台に乗った。

前年に二桁増だった神奈川新町は、3.1%の減少に転じた。

横浜は前年の減少から今回は13.3%の上昇となり、一方で隣の戸部は前年に続いて減少となった。築年数の上積みが見られた。

南太田井土ヶ谷弘明寺は二桁の上昇だった。

なお、子安神奈川は事例数が10件台と少ない。

住宅新報社 データ提供:東京カンテイ