2024年6月18日
駅別中古マンション価格 / 小田急小田原線①
2024年06月18日号
東京カンテイのデータベースに登録された首都圏の中古マンション(ファミリー)の売り希望価格をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均坪単価(3.3m2)を算出 単位:万円 カッコ内の数値は事例物件の平均築年数/同専有面積「現状価格」は23年12月~24年2月までの3ヵ月間を集計
代々木上原が13%の連続上昇
小田急小田原線(新宿~小田原)の平均坪単価は189万円で、1年前に比べて3万円上昇した。事例数は6172件(前年より907件増)、平均築年数は32.7年(1年前31.7年)、平均専有面積は63.39平方メートル(同62.56平方メートル)だった。今回掲載区間(新宿~成城学園前)における最高値は代々木上原の598万円。
前期同様、大半の駅が上昇した。特に代々木上原は13%台の連続上昇で、この2年間で131万円上昇した。今期は築浅事例の増加により、平均築年数が20年を下回った。また、広めのファミリータイプが増加したことで平均専有面積も78平方メートルに拡大している。
前期で二桁上昇した東北沢、下北沢はそれぞれ二桁の反動減。東北沢は事例数が20件台で比較的個別事例の影響を受けやすい状況だ。平均築年数は44年と一気に伸びた。
世田谷区内の各駅は堅調。多くが前期から上昇率は縮小したが、経堂で4%、成城学園前で2.5%の上昇。どちらも築年数の上積みが見られる中での連続上昇となった。
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