2024年6月11日
駅別中古マンション価格 / 東急多摩川線
2024年06月11日号
東京カンテイのデータベースに登録された首都圏の中古マンション(ファミリー)の売り希望価格をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均坪単価(3.3m2)を算出 単位:万円 カッコ内の数値は事例物件の平均築年数/同専有面積「現状価格」は23年12月~24年2月までの3ヵ月間を集計
沼部が20%の大幅上昇
東急多摩川線(多摩川~蒲田)の平均坪単価は257万円で、1年前と同じだった。事例数は1098件(前年より126件増)、平均築年数は29.9年(1年前29.7年)、平均専有面積は53.50平方メートル(同51.93平方メートル)だった。最高値は蒲田の281万円。
ほとんどの駅が前期と反対の動きを示す中、沼部は唯一連続上昇。今期は20%の大幅上昇で248万円となった。事例数は同路線内で最少の54件ながら、前期に比べて事例の築浅化が進んだ。
前期で下落した鵜の木は今期8%台の上昇に転じて坪258万円となった。築浅事例が増加し、平均築年数は27.6年に若返った。ファミリータイプが多く、平均専有面積は64平方メートル台だ。
前期で7%台、6%台とそれぞれ下落した武蔵新田、矢口渡の両駅は一服し、わずかながら上昇に転じた。
事例最多の蒲田は310件と前々期から300件台で推移。平均築年数は上昇傾向で、今期は路線平均を上回る30.2年まで伸びた。
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